こんにちは、くーままです。
初期スクリーニング検査をした数日後、処方されていたヘパリンのストックがなくなり、不安ながらも自己注射を終了。
最初は1日2回、ほぼ決まった時間に自分で注射をするなんて・・・と思っていました。
注射を打っているお腹は皮膚がだんだん硬くなり、毎回注射を打つところを探していました。
でも終わってみると、数ヶ月間の自己注射でしたが、終わるのが寂しかったです。
これから、胎動がわかるまではちゃんと赤ちゃんが生きているか、成長しているか、しばらく不安な日々が続きます。
過去2回の流産歴があるのでNIPTの検査を受けることにしました。
NIPT検査は、妊娠初期に行われる重要な検査の一つです。
胎児の染色体異常や染色体数の異常を非侵襲的に調べることができるため、多くの方に利用されています。
この記事では、NIPT検査の正しい理解方法について解説します。
また、安心して検査を受けるためのポイントをシェアします。
1. NIPT検査とは?
NIPT(Non-Invasive Prenatal Testing)検査は、妊娠初期に行われるリスク評価検査です。
この検査では、母体の血液中に胎児由来のDNAが含まれていることを利用して、胎児の染色体異常や染色体数の異常を調べることができます。
従来の羊水穿刺や絨毛検査に比べ、安全性が高く、リスクが低いとされています。
2. 検査対象となる人
NIPT検査の対象となるのは、妊娠初期における胎児の染色体異常や染色体数の異常を知りたいと考えている方です。
特に、35歳以上の高齢妊婦や、過去に染色体異常のリスクがある方、また、超音波検査で異常が見つかった場合などが対象となります。
3. 検査の流れ
NIPT検査の流れは比較的シンプルです。
まず、医師の指示に従って血液を採取してもらい、採取した血液を専門機関で検査してもらいます。
最後に、検査結果が医師から通知されます。
採取された血液中の胎児由来のDNAを解析することで、染色体異常や染色体数の異常を調べます。
4. 検査の精度と信頼性
NIPT検査は、染色体異常や染色体数の異常を検出する精度が非常に高いとされています。
特に、ダウン症やエドワーズ症候群、パタウ症候群などの主要な染色体異常を検出する精度が高いと言われています。
ただし、100%の精度を保証するものではないため、検査結果については医師と十分な相談を行う必要があります。
5. 検査結果の解釈
NIPT検査の結果は、陽性または陰性の結果が出ます。
陽性の場合は染色体異常や染色体数の異常が疑われますが、必ずしも異常があるとは限りません。
陰性の場合は、染色体異常や染色体数の異常が疑われないことを意味しますが、絶対的な安心は得られません。
したがって、検査結果については医師としっかりと話し合うことが重要です。
6. NIPT検査のメリットとデメリット
NIPT検査のメリットは、母体や胎児へのリスクが比較的低いこと、高い精度で染色体異常や染色体数の異常を検出できることです。
一方、デメリットとしては、検査の費用が高額であることや、100%の精度を保証しないこと、陽性の結果が出た場合の精密検査への追加的な費用や不安が挙げられます。
7. NIPT検査の適応症と注意点
NIPT検査の適応症は、高齢出産や染色体異常のリスクがある方、超音波検査で異常が見つかった方などが挙げられます。
ただし、NIPT検査は必ずしも全ての方に適しているわけではないため、検査前には医師との相談が必要です。
また、検査結果に対する精密検査の選択肢や、結果に対する理解を深めることが重要です。
さいごに
NIPT検査は、妊娠初期における染色体異常のリスクを評価するための貴重な手段です。
正しい理解と適切な判断が大切です。検査結果に関する不安や疑問があれば、いつでも医師や専門家に相談してください。
安心して妊娠期間を過ごし、赤ちゃんとママの健康を守るために、NIPT検査を有効に活用しましょう。